57歳 女性 相性の良い相手とは幸せになると思います。

結婚して良かったのは、幸せで楽しいと思えたことです。
そう思えたのは、夫と相性が良く、楽しい家庭を築けたからでしょう。
もう一つは、恋愛結婚ではなかった為ではないかと思います。
夫とは親の紹介で出会いました。
それまでにも親からの薦めや、合コンで知り合う男性はいましたが、その時どまりの連続でした。
特に親からお薦めの相手は、全くタイプでない人ばかりだったので、不信感さえありました。
親から薦められた男性とのお話で、最も頭にきたことがあります。親、特に母はそのお相手が気に入り、私に無理やり結婚させようとしていました。私はどうしても結婚する気になれず、母に訴えると、こともあろうに母は、「そんなに嫌なら、結婚してから別れればいいじゃない」と言ってのけたのです。
別れる前提で、娘に結婚させようとする母には、怒りを禁じえませんでした。私を侮辱しているだけでなく、相手にも失礼です。なによりも、短いとしてもその男性と夫婦生活をすると思うと、虫唾が走りました。
私はとにかく我慢できず、直接お相手にお断りの連絡をしました。普通なら、間に立ってくださる方にお断りしなければなりません。間に立つ方に失礼ですし、お相手も直接断られたなら、ひどく傷つけられることでしょう。
けれど、お相手を含め、私以外の全員がいい方向に向かっているとほくそえんでいたのです。間に立つ人も、母お気に入りの姪の知り合いでした。私以外、お相手の側であり、私は強硬手段に打つしかないと思いつめたのでした。
この経験があり、私は母からの縁談は二度とごめんだと思っていました。
にもかかわらず、です。
性懲りない母からの縁談が、夫とのお話でした。
見合いというより、母の友人からの紹介で、くだけた雰囲気のお話でした。
それでも私は、母への不信感で、この話も変なものじゃないかと疑っていました。
その時の夫の写真は、スーツ姿でしたが、素人が自宅前で撮った写真でした。私に至っては、コットンセーターに帽子をかぶって、えへへといった笑顔の写真でした。
雰囲気も手伝い、不信感を持ちながらも、私はその写真に妙な親近感がありました。
初めて会った日、夫は私を家まで送ってくれました。私は嫌悪を感じることなく、夫と話ができたので安心したものです。
その後もデートを重ねましたが、いつも2人でしゃべり続け、そのくせ、何の話をしたのかさっぱり覚えていないのでした。
お互い嫌ではないかわりに、盛り上がりもありませんでしたが、結婚までこぎつけました。
結婚後は、べたべた、べたべた。特に私が、夫にすりすりしています。
見合い結婚は、結婚してから恋愛時代になると聞いたことがありますが、当たっているかもしれません。夫には脳天まで怒りがつきあげることもありましたが、結局のところ、私は夫が大好きですし、夫も私を好いてくれていると思います。
相性のよい相手との結婚は、パラダイスかもしれません。